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2012.09.13
十二所を歩く

“初秋”とは名ばかりの暑さが続いている。なかなか夏眠状態から脱け出せないでいるが、今日は写真の会で十二所〜朝夷奈切通へ。昨年のこの時期にも同じコースを歩いている。
今、タマアジサイが盛りだが、こんなによく咲いている時期に来たのは初めてかも。地味な花だが切通しによく似合う。その他、ミズヒキ、ミズタマソウ、ヌスビトハギ、ヤブミョウガ、シュウブンソウなどがひっそりと咲いていた。
ただ、最近草刈りがされたようで、期待していたノブキが全く見られなかった。ノブキは鎌倉市内ではここでしか見たことのない植物だ。道沿いにかなり広く繁茂していたはずなのに、すべて刈ってしまうとは驚くやら呆れるやら!
2011.9.15の朝夷奈切通2008.9.25のノブキ参照)

暗い切通しに入ると昆虫は少ないが、入口付近にはモンキアゲハやコミスジが舞っていた。昨年ネキトンボが止まっていた棒にコオニヤンマが止まり、上空には7〜8頭のウスバキトンボが舞っていた。昨年同様、太刀洗川にはハグロトンボもいた。

十二所&朝夷奈切通/2012.9.13
▲切通し入口付近、吸水に来たモンキアゲハ

▲タマアジサイの咲く道

▲ひっそりと咲く切通しの草花・ミズヒキ

▲ヤブミョウガの実

▲ヤブランの花と実

▲シュウブンソウ

▲マツカゼソウ/切通しでは初見

▲分厚い苔で被われる壁面

▲薄暗い切通しにもクモはいる

▲切通しの主・ハンミョウはもちろんいたが、白い斑紋が普通と違うようだ

▲ツマグロオオヨコバイは集団で

▲太刀洗川のハグロトンボ、定着しているようだ

▲狂ったように舞うウスバキトンボ

▲昨年ネキトンボが止まっていた棒にコオニヤンマ、後ろ足が長くて止まり方に特徴がある


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