7月に朝夷奈切通で見た「ノブキ？」が今花期のはずだ・・と思い、見かけた場所に行ってみた。咲いていた！　それも予想より遥かにたくさんの株がある。まだこれから咲くものもあれば、すでに実になっているものもあった。
頭花は小さな筒状花が集まってできているが、果実は周りだけにつくようだ。不思議に思って中心部の花を見た。筒状花の中央に突き出ているのは雌しべではなく、雄しべが合着したもののようだ。周辺部に雌花がつき、中心部に雄花がつくという仕組みだった。実のつき方を見て初めて認識できたこと。

ノブキ（キク科）／2008.9.24／朝夷奈切通

▲花は小さく地味だが ▲頭花をアップで見ると意外ときれい ▲ユニークな果実が周りだけにつく ▲改めて花を見ると、周囲の花は雌花、中心部の花は雄花だった／雌花から出てるのは雌しべ、雄花から出てるのは雄しべが合着したもの。違いが分かるかな？ ▲周りは花が終って果実ができつつある ▲接写撮影していたら、こんなお客さまと目が合ってしまった／フキバッタ