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2011.09.15
初秋の切通しを歩く

秋はどこへやら? 蒸し暑い残暑が続く毎日だが、通り抜ける風を期待して朝夷奈切通へ。ここに来るのはイワタバコの季節以来だったが、切通しの道沿いには初秋の花がひっそりと咲いていた。
日当りのよくない切通しは湿り気のある場所を好む植物が棲息する。今年はタマアジサイがいつになくたくさんの花をつけていた。
この時期いつも注目しているのはノブキの花、鎌倉ではここでしか見たことのない野草だが、これから咲くものからすでに実ができつつあるものまで各種見られた。(ノブキの花の仕組みについては過去記事参照
もう一種、ノブキとよく似たキク科の野草、種名が分からなかったが帰って調べたところ、ヌマダイコンのようだ。初めて認識した野草のような気がする。身近かにもまだまだ未知の植物がありそうだ。

朝夷奈切通にて/2011.9.15
▲露の玉がコロコロ

▲ヌスビトハギ

▲同上。もう色づいた実も

▲ミズヒキの花が咲いている

▲ノブキが群生

▲ノブキの花。中心部に雄花、周囲に雌花。雌花は実になりつつある

▲ヌマダイコン

▲ミズタマソウ

▲ハナタデ

▲ゲンノショウコ

▲ガンクビソウ

▲ダイコンソウの実、先端が鉤状に曲ってるのがミソ

▲タマアジサイ

▲同上。以上、できるだけバックの切通しを入れて撮ってみた


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