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2013.03.19
春は急ピッチ!

初夏の陽気が続く。中央公園に行く途中、民家のソメイヨシノが開花していた。中央公園に入るとまっ白なコブシの木が目に入ってきた。4日前にはまだ数輪咲いていただけだったのに。横浜緋桜ももう満開だったが、中央公園の桜の大部分を占めるヤマザクラ、オオシマザクラ、ソメイヨシノはまだこれからだ。
田んぼから梅林奥の湿地までひと回り。羽化したてのモンシロチョウやベニシジミ、眠りから覚めたキチョウやキタテハが飛び、日当りのよい枯れ草の上をビロードツリアブが飛ぶ。いよいよ本格的な春の始まりだ。

鎌倉中央公園/2013.3.19
▲4日前にちらほら咲いていたコブシが満開!

▲同上

▲モンシロチョウのペア/蝶の初撮りがこの写真とは!

▲羽化したてのベニシジミがそこここに/スイバで幼虫を探そうと思っていたが、もう成虫が現れた

▲冬眠から覚めたキタテハ

▲ホトケノザ一家も春を満喫!

▲タチツボスミレがそこここに

▲カテンソウが早くも花粉を飛ばし始めた

▲春先によく見るミツボシツチカメムシ

▲サルトリイバラの花芽が出てきた

▲アケビの花が咲いた

▲小さな芽吹き・ツルグミ

▲チャンチンの子がハラビロカマキリの卵を見守っている?

▲ミズキの新葉が出てきた。この木は毎年ヒメクロオトシブミがたくさんの揺籃を作る。柔らかい若葉のうちに出ておいでよ〜!> ヒメクロオトシブミさん/背景は満開のスモモ

▲その満開のスモモに数羽のヤマガラが

▲同じく、アオジ?

▲愛想をふりまくジョウビタキ♂ そろそろ北に帰るのかな? また来年おいでよ!


帰りがけに友人のHさんにばったり! ちょうど彼女のブログに載っていたコミミズクの幼虫を見ていこうと思っていたところだった。一緒にサワグルミの枝先に張り付くコミミズク幼虫を見に行く。暗かったこともあるが、肉眼で見つけることは難しい位置にいた。「いる」と分かっていても、ストロボ焚いて撮ってみて初めてそれと分かる有様。彼女に会ったのはラッキーだった。

コミミズクの幼虫は、昨シーズン川崎市の公園でハンノキやヤマハンノキのひこばえに抱きついているのを見て(越冬虫2種参照)から、気になって探している越冬虫だ。その後、鎌倉中央公園近くの公園でシナサワグルミのひこばえに抱きついている写真を図らずも撮っていた(シナサワグルミの花芽参照)ことが分かった。
今回サワグルミにいたということは、コミミズクはサワグルミも好きということか? ハンノキとサワグルミ、どういう共通点があるのだろう?

2匹のコミミズク幼虫がサワグルミの枝先に!
▲虫の色は環境に合せて保護色になっていることが多いが、黒と緑の2匹が並んでいるのも不思議といえば不思議


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