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2012.05.21
タブを食べるゾウムシ

今、エゴノキが花期だ。中央公園のエゴノキ、今年は木によって花つきがずい分違う。ほとんど花をつけてない木もあれば、これでもか!と言うほどびっしりと花をつけている木もある。
2年前、この木の下でエゴシギゾウムシを2匹見つけたが、それ以来一度も見ていない。もっとも、こんなに花がついていると、双眼鏡でもないと木の上にいる虫を探すのは難しそうだが。

今までタブノキにつく虫をあまり注目してこなかったが、今日は見やすい高さのタブノキに、うずくまるような恰好で動かない虫が何匹もいた。大きさは5mmぐらい、顔をのぞくと大きな目に長い鼻(口)、やっぱりゾウムシだった! 青いタブの実を抱きかかえている恰好が可笑しい。
初見のゾウムシだったが食樹が分かると名前が調べやすい。手持ちの甲虫図鑑には載ってなかったが、ネットで調べるとオオミスジマルゾウムシと判明した。

オオミスジマルゾウムシ/鎌倉中央公園にて/2012.5.21
▲今、エゴノキが花盛り

▲同上。好きな花だが、この中から虫を探すのは難しい

▲タブノキの青い実、一つの花序に2〜3個ずつついている

▲そこにうずくまっているのは誰?

▲そこにもいる!

▲顔を見るとゾウムシのよう・・

▲葉っぱの穴はこの子たちの仕業か!

▲お食事に夢中、声をかけても振り向かない

▲この子はどこをかじっているのか? タブの実に“顔”があって笑える

▲「おっ、これはウマそうだ!」

▲専用の椅子付きでランチとはいいね!

▲ご馳走を前にしても困惑顔なのが笑える


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