2012.06.07(2)
今日の虫散策
今日も前回と同じような天気。昨日は雨が降ったが、蝶も少ないし、葉上の虫も少ない。クモにハエ、アカスジキンカメムシ、クサギカメムシ、ラミーカミキリ、ジョウカイボン・・。めぼしい(常連さんでない)虫が見つからない日か?と思ったが、田んぼ周りに行くとゾウムシが2種次々と見つかった。
最近ゾウムシと言っても5mmあるかなしかの極小ゾウムシばかりが目に入ってきたが、今日のは名前も知ってるゾウムシらしいゾウムシだ。(これが普通の虫散策なのだが。^^;)
今日はハエが多かったが、中に5mmぐらいのちょっと気になるハエがいた。きれいな翅をくねらせている。翅を傷めて飛べないのか?と思ったが、そうでもないようだ。帰ってから調べるとそういう習性のあるツマホシケブカミバエと判明した。
いつも思うことだが、こんな小さなハエでもネットを駆使すれば名前を調べることができる。またたとえ名前が分からなくても、調べているうちに色々な周辺情報を得ることができる。“虫目歩き”が面白くなったのはデジカメの進歩ももちろんだが、ネットの存在なくしてはありえなかっただろう。
鎌倉中央公園にて/2012.6.7
▲ハスジカツオゾウムシ、最初は逃げ回っていたが・・
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▲ここで固まってしまった
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▲正面顔もじっくり(^^)
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▲鰹節みたいなカツオゾウムシ
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▲同上。羽化したては明るい茶色の粉で被われているが、この粉は程なく落ちるらしい。粉が落ちてしまったらカツオゾウムシと分かるかどうか・・?
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▲最近よく見るビロードコガネ
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ヤマイモハムシ
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▲「マルカメムシの黒バージョン?」と思ったが、タデマルカメムシ(食草タデ科)・ヒメマルカメムシ(食草マメ科)・クズマルカメムシ(食草クズ)のどれかのようだ。ただし、いたのはセリ科の草だったような・・
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▲4匹のヤマトシリアゲ。どれとどれが争っているのやら・・
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▲ツマホシケブカミバエ(5mm程度)
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▲謎の行動・翅繕い?
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▲こっちの翅も
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▲翅がステンドグラスのようできれいだ
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▲あ、またやってる!
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