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2011.12.13
中央公園の今

12月も半ばになったが、何だかそんな気がしない。今年は紅葉もろくに見てないし、季節の進みが遅いせいかも知れない。
2週間ぶりに中央公園へ。前回来た時「いつもなら黄葉がきれいな時期だが、今年は・・」と思ったが、今日来てみるとクヌギやコナラなど、そこそこきれいな黄葉が見られた。しかし、9月の台風のせいで季節外れの“新緑”が混ざり、一風変わった晩秋の光景だ。
虫の姿はほとんど見かけなかったが、日当りのよい斜面にアキアカネ♂がいて驚いた。12月に入ってアキアカネを見たのは初めてかも知れない。

鎌倉中央公園にて/2011.12.13
▲“晩秋”の色合い

▲光るコナラの黄葉

▲クヌギの黄葉

▲例年色づきが遅いエンコウカエデ

▲同上

▲赤いモミジも少しはある

▲雑木林を見上げれば

▲同上

▲赤い実も少なくなってきたが、サルトリイバラはまだ健在

▲林下にマンリョウが点在していた

▲まだ元気なアキアカネがいた!

▲遠くからこちらを振り向いてるのはモズでした!

▲9月の台風以後に芽吹いた青葉が目立つ。写真はクマノミズキ

▲エノキ。黄葉した葉が多いが、枝先には青々とした新葉が!

▲こちらも新葉が目立つ。肉眼ではクワかと思っていたが、写真を見たらケンポナシだった! こんな所にもあったのか・・

▲“晩秋”の中央公園/いつもの定点スポットより


先日の手摺昆虫観察は衝撃的だったが、鎌倉にもそんな手摺があるのだろうか?
中央公園は木製の手摺が多いが、鉄製の手摺が最も長く続く坂道に行ってみた。ここは道の両側に木が繁り、夏には“エサキモンキツノカメムシの子育て”(2011.6.26の記事)を目撃した所でもある。条件としては悪くないと思ったが、手摺に虫は皆無だった。

手摺をよく見ると、同じ鉄製でも東高根森林公園のとはちょっと違う。どちらも中空ではあるが、東高根の手摺は両端から虫が中に潜り込めるようになっていた。中央公園のこの手摺(写真右)は継ぎ目が塞がれていて虫が中に避難できないようになっている。
関係あるかどうか分からないが、周囲の環境以前に手摺そのものが虫に“優しく”できてないようだ。


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