2010.09.13
蝶たちの攻防
朝晩急に涼しくなった。日中は暑かったが、ようやく秋が近づいてきたようだ。7月4日以来久しぶりに中央公園へ。
山崎口を入るなり目に入ってきたのがアカボシゴマダラだったが、そう言えばアカボシゴマダラの夏型を見るのはこの夏初めてかも知れない。来る途中でもアゲハ、アオスジアゲハ、モンキアゲハ、ウラギンシジミなど見かけた。蝶は多そうだ。
毎年蝶の溜り場になっているクヌギを見ると、今日もサトキマダラヒカゲ数頭とアカボシゴマダラが一頭いた。この夏もアカボシが“ぬし的存在”だったのだろうか・・?と、昨年のことを思い出していた(「樹液酒場」2009.08.03参照)が、ん? 今年はちょっと様子が違うような???
昨年は威嚇するアカボシに後ずさりしたり、背中を向けて逃げる一方だったサトキマダラヒカゲが、何と自分からアカボシにアタック(?)していたのだ。ちょっかいを出しても逃げるアカボシではないが、すでにぼろぼろのサトキマダラヒカゲが繰り返し飛びかかっていく姿は新鮮だった。
夕方もう一度この木を見たが、今度はヒカゲチョウがアカボシゴマダラに向かって飛びかかっていた。昨年までには見られなかった光景に驚く。ヒカゲチョウもサトキマダラヒカゲもやるじゃん!
樹液酒場の攻防/鎌倉中央公園/2010.9.13
▲アカボシゴマダラとサトキマダラヒカゲが遭遇
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▲サトキマダラヒカゲ、躊躇するかと思いきや、ずんずん前に進み出る
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▲何と自分からアカボシに飛びかかる
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▲アタックを振り払ったアカボシゴマダラ、平静を装う?
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▲諦めないサトキマダラヒカゲ、またまた近寄って
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▲睨み合い→再びサトキマダラヒカゲがアタック→アカボシゴマダラが振り払う、こんな攻防が何度か繰り返された
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▲夕方のクヌギの木、また何頭かの蝶が樹液を吸いに集まっていた
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▲じわじわとアカボシに寄って行くのは2頭のヒカゲチョウ
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▲ヒカゲチョウの方から飛びかかって行ったが、軽く振り払われた
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▲木の裏側にはルリタテハもいたが
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▲いつの間にかこんな所に逃げ込んで(?)いた。ルリタテハは争いは嫌いなのか?
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▲アカボシの仲間がもう一頭、助っ人に来た??
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▲仲がいいのか悪いのかよく分からない
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▲「まだまだ他に蝶には負けないぞ」と言いたげだが、蝶たちの力関係も少し変わってきたのだろうか?
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