2009.12.08
天城の晩秋
晩秋になってもお天気が安定せず延期になっていた伊豆・天城行だったが、今日は大丈夫! 鎌倉の友人二人と共にKさんの運転・案内で伊豆に向かった。
紅葉撮影という点では少し遅かったが、「今日は水を撮ろう」ということで問題なし。道の駅「天城越え」近くの滑沢(なめさわ)渓谷は、大きな一枚岩の上を水が滑るように流れることからこの名がついたという。水がきれいで流れに引き込まれそうになりながら、あれこれ水の撮影を試みた。その後湯ヶ島世古峡へ移動して、清流にかぶるモミジを橋の上から撮影。
午後は一転して仁科峠へ。クマザサの生える草地を行くと赤や白の花芽をつけたアセビの大木が点在、さらにアセビの群生地へと入り込む。山でアセビを見るのは初めてのような気がするが、5mを越す大木もあり、幹の太さ、曲がりくねった枝ぶり、樹形、どれを取っても普段見ている植栽のアセビとは異なっていた。
湯ヶ島滑沢渓谷
湯ヶ島世古峡
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沢沿いで目についた植物は、コアジサイの黄葉、キッコウハグマの花後、オオバウマノスズクサの葉、カンアオイ(種名調べ中)の葉などなど。
▲アオツヅラフジの実
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▲コアジサイの黄葉
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▲テイカカズラの実
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仁科峠
▲アセビのトンネルが続く
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▲アセビは日当りのよい所を好むせいか、適度な間隔はある。アセビの他にはリョウブとマメザクラが多かった
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▲アセビのイメージを覆す大木。樹齢はどれぐらい? 倒れている古木も何本もあった
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▲花芽がまるで花のようだ。この一帯にはマメザクラも点在、花の季節にぜひ訪れてみたい
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達磨山レストハウス展望台より
▲駿河湾を見下す展望台に立つと
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▲雲の上から富士山が姿を現した!
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▲鎌倉から見る富士山とは“模様”が違う!
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展望台を後にし、夕日に染まる富士を見ながら帰途についた。
神奈川と伊豆、隣合わせではあるが自然も植生も色々違っていそうで、あれこれ興味が湧いてくる。これから楽しみが増えそうだ。
朝早くから夕方遅くまで、素晴らしいスポットをご案内下さったKさんに感謝!
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