5連休の最後の日、フラワーセンターへ。最近はフラワーセンターに来ても、気がつけば目は蝶やトンボを追っている。今日もまずはスイレンの池へ。数年前の今頃ここにチョウトンボが来たことを思い出したが、この日はいつものギンヤンマとか細いイトトンボ（アジアイトトンボ？／調査中）がいただけだった。カワセミがいつになく近くまで来てくれた。

さて、蝶で目を引いたのはウラナミシジミ。この時期ハギに集まるウラナミシジミをあちこちで見ているが、フラワーセンターでもやはりハギに来ていた。
この秋は3年連続でウラナミシジミが多い。ウラナミシジミは鎌倉辺りでは冬を越せないと言われてきたが、やはり温暖化の影響か最近はそうでもないらしい。この秋これだけ多いということは、来春は鎌倉でウラナミシジミの発生を見つけることができるかも知れない。
この時期ハギは小さな蝶たちのお食事処。ツバメシジミ、ヤマトシジミ、キチョウ、イチモンジセセリ等、次々と訪れていた。ハーブやコスモス、ブッドレアなども蝶の溜まり場だ。ツマグロヒョウモンやアオスジアゲハが盛んに吸蜜していた。
今、自然のフィールドより花の多い植物園や庭園に蝶が集まる。今後こういう蝶が人と共生して生き延びて行くのかな・・と、ふと思った。

秋の一日／大船フラワーセンター／2009.9.23

▲ハギにウラナミシジミ ▲ハーブにウラナミシジミ ▲ハギにイチモンジセセリ ▲ハギにツバメシジミ ▲ハーブにモンシロチョウ ▲ハーブにヤマトシジミ ▲ハーブにツマグロヒョウモン♂ ▲コスモスにツマグロヒョウモン♀ ▲コスモスにイチモンジセセリ ▲ブッドレアにアオスジアゲハ