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2009.09.06
クロコノマチョウ

蝶の幼虫は概して“気持ち悪い”ものが多くてあまり見たくないのだが、ゴマダラチョウの仲間とクロコノマチョウの幼虫は可愛い。
最近秋型クロコノマチョウの可愛らしい幼虫がネットの掲示板等にアップされていた。そろそろその季節だ。昨年、一昨年の秋に広町でクロコノマチョウの幼虫や蛹を見ているので早速行ってみた。昨年の記事「クロコノマチョウの子」

広町のクロコノマチョウはジュズダマの葉裏に産卵する。手近かなジュズダマの葉をめくってみると、いる!いる! 大きさの違う何種類かの幼虫がいる株もある。卵のついた株もあるし、もう終齢かと思うほど大きな幼虫のいる株もあった。かなりの数だ。ちょっと探しただけでも数十匹は見つかった。
幼虫の顔がまた面白い。幼齢のうちは真っ黒なものが多いが、終齢に近づくにつれサイドだけが黒いものなど分化してくることが多い。だが、最後まで真っ黒な顔の子もいるという。個性豊かなクロコノマチョウの子である。

クロコノマチョウの子たち/2009.9.6/広町緑地
▲顔の前にもう一つ頭が・・。誰かに食べられちゃったの???

▲あれ? こっちにも? そうか! これは脱け殻だったのか! 脱いでもすぐには離れない?

▲こちらはスポっと脱げた子。脱け殻は、胴の部分は食べてしまい、頭の部分は落としてしまうそうだ

▲顔の色々。まずは真っ黒な子

▲立ち上がった君は上半分が黒いね

▲お食事中のこの子は中央部が縦に白い

▲サイドと上が黒い子

▲上がちょっと禿げかけている?

▲サイドだけが黒い子。それぞれ個性的!

▲脱いだばかりで顔全体が白い子。サイドにうっすらと黒い毛があるような・・

▲チビさんたち。まだ2齢ぐらいかな?

▲卵もきれい。黒くなっているのは明日孵化するもの。何割の卵、何割の幼虫が羽化するまで生き残れるのだろうか・・?


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