2009.09.05
ミルンヤンマ
8月22日に高原から帰って以来カメラを持ってなかったが、久しぶりに中央公園へ。湿地にはツルマメやゲンノショウコの花が咲き、イチモンジセセリが花から花へと飛び移る様は“秋近し”を思わせた。
が、あまり目を引く被写体もなく帰りかけたところに、友人のHさんにバッタリ! さらに薮に向かってカメラを向けている男性を見かけた。中央公園でこういう光景を見るのは非常に珍しい。何を撮ってられるのかと思えば、「ミルンヤンマ」だという。私には初めてのトンボだったが、近くまで寄ることができ、一緒に撮らせてもらった。
話しているうちにもう一頭近くにいることが分かり驚いていると、さらに背後の水辺にもう一頭飛び始めた。
この時期の中央公園はオオシオカラ・シオカラが断然多く、あとはオニヤンマ、コシアキトンボ、ショウジョウトンボなどで、新種に会える期待は全く持っていなかった。ミルンヤンマは3年前のマルタンヤンマ以来の“トンボ・ビッグニュース”であるとともに、探し方によってはまだまだ未知のものが見つかるのでは?という期待を抱かせた。上手に探すにはもっと昆虫の生態を知る必要がありそうだ。
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