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2008.06.26
ビロードハマキ

中央公園の山崎口から田んぼに向かう。「今日は昆虫デイかも?」などと思いながら、シラカシの横を通りかかった。「そうだ、ベッコウハゴロモはシラカシの木が好きなのではなかったかな? そろそろあの幼虫が見られる頃かも?」と上を見ると、何やら見慣れないものがシラカシの葉に! 一瞬、虫とは思わなかったが、すぐに分かった。ビロードハマキだ!
ビロードハマキとは蛾の一種だが、翅の柄がユニークで、まるで布か何かでできているよう・・。ネットの友人達に何度か写真を見せてもらったことはあるが、まだ出会ったことがなかった。
思いがけない出会い。しかも交尾中の雄雌が同時に見られるとは。ちょっと遠かったが、望遠レンズで何とかカメラに収めた。

シラカシにビロードハマキ/2008.6.25/鎌倉中央公園

大きい方が雌で、小さい方が雄のようだ。雌の翅の一部にツギが当ってるように見えるのは後翅の一部が見えているもの。前翅と後翅は模様が全然違う。ネットを探して見たが、翅を広げて止まることはないのか、後翅は標本写真しか見つからなかった。

後で調べたところでは、ビロードハマキは南方系の蛾のようで、最近首都圏で増えているとのこと。温暖化の影響かも知れないが、鎌倉でも要ウォッチだ。



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