2006.07.18
カラムシ*の葉に
(「イラクサ科カラムシ属」を総称して「カラムシ」としておきます)
先週後半は30度を越す猛暑が続き、我家の裏山ではヒグラシが鳴き始めた。例年ヒグラシは梅雨明けとともに鳴き始める。「もう梅雨が明けたのでは?」と思っていたが、昨日・今日としっかり雨が降った。やっぱり梅雨明けはまだだった。梅雨の後半は雨量が少なかったから、草木にとってもよい雨かも知れない。
最近撮った虫から。
中央公園に行くとよく立ち寄るカラムシがある。イラクサ科は昆虫たちに好かれているようで、カミキリムシやテントウムシを初め思いがけない虫たちも立ち寄っている。たまたまかも知れないが、先日はちょっと珍しい虫がいた。
トウキョウヒメハンミョウと思うが、初めての出会い。と言ってもそれほど珍しい虫ではなく東京や周辺にはよくいるようだ。仲間のハンミョウは町田市の谷戸で見たことがあるが、きれいな模様に驚いた。ハンミョウはまだ鎌倉で出会ってない。
▲トウキョウヒメハンミョウ/2006.7.16/鎌倉中央公園
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▲獲物を捕まえていた/トウキョウヒメハンミョウ/2006.7.16/鎌倉中央公園
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カラムシの葉に雄しべの塊のようなものが落ちている・・と思ったら、なんとなんと虫だった! そう言えば昨年も中央公園でこの虫に出会っている。ベッコウハゴロモ(あるいはその仲間)の幼虫だ。とろんとした目つきが何とも言えない。それにしてもユニークな虫がいるものだと笑ってしまう。中央公園で成虫をまだ見たことがないので、今年はぜひ探そう。
▲ベッコウハゴロモ(またはその仲間)の幼虫/2006.7.16/鎌倉中央公園
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カラムシの葉に必ずいるのが、このラミーちゃん。もう何度もこのコーナーに登場しているが、どこから見てもユーモラスで可愛いカミキリムシだ。今日のこのポーズは何に見えるかな?
▲ラミーカミキリ/2006.7.16/鎌倉中央公園
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そんな訳で、ついついカラムシに足が向いてしまうこの頃だ。
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