2007.02.25
広町野鳥観察
昨日から寒くなった。今日は今年一番の寒さかも知れない。午後から広町の谷戸を歩いた。ちょうど2週間前の日曜日にも訪れているが、あの時の心地よさが忘れられず、同じ時間帯に同じ友人と同じコースを歩くことになった。
木々の芽吹きには少し早く、2週間でさほどの変化はなかったものの、枯れ野の中から顔を出す緑が心なしか増えているように見えた。特に前回気がつかなかったヤマネコノメソウがあちこちに咲き、種までできていたのには驚いた。
今日のターゲットは野鳥だった。前回もたくさんいたことはいたのだが、人が多かったこともあり、ほとんど近くに出てきてくれなかった。今日は寒さもあり人は少ない。耳を澄ますと色々なさえずりが聞こえてきた。群れで移動する鳥は賑やかで鳴き声も聞き分けやすい。一方ほとんど鳴かない鳥もいる。
今日は、広町にいると聞いていたノスリとカシラダカが見たいと思っていたが、幸運にも出会うことができた。枯れ野に遊ぶホオジロ達もよい所に止まってくれたし、写真はうまく撮れなかったが、群れで移動するエナガたちの可愛らしい姿も印象に残った。
鳥のいそうな場所が段々分かってくると、探すのが面白くなってくる。何だかんだと言いながら、鳥にハマりそうな悪い(?)予感もしている。これでもっと長いレンズを持ってしまったら即アウトかも? (^^ゞ
▲ヤマネコノメソウがあちこちに
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▲種を生成中のもの、熟して蓋を開けているもの
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今日の鳥たち
▲待望のノスリに出会う! トンビより明らかに小さく、顔も可愛らしさがあるかな?
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▲今日いちばんよく見たのはシジュウカラ。枯れ野の中で群れていた
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▲水辺が好きなキセキレイ
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▲ホオジロ。3羽で行動しているようだが、そのうちの2羽
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▲この“寝起きの頭”はカシラダカ! 遠くて分からなかったが、パソコンに取り込んで初めて判明
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▲たくさんいてもなかなか寄らせてくれないアオジ
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春は近い
▲見れば撮りたくなるオオイヌノフグリ
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▲葉芽が芽吹き始めたキブシ。キブシの咲く谷戸を歩くのが楽しみだ
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P.S.
広町の谷戸で、今年初めてウグイスの声を聞いた。ホーホケキョときれいには鳴かず、ぎこちない鳴き方がほほえましかった。早い年では2月下旬に初鳴きを聞くことがあるから、例年と比べて特別早い訳ではなさそうだ。
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