2006.09.14
クリの実
先週末の猛暑がウソのように急に涼しくなった。涼しくなったのはいいが、このところ雨ばかりで散策に出かけられない。昨日行く予定だった函南原生林は2週続けて雨で、結局流れてしまった。
今日も午前中は雨だったが、午後からは上がるという。どんよりとした曇り空だったが、中央公園に行ってみた。
2週間ぶりの中央公園だったが、曇り空のせいか蝶やトンボは少なく静かだった。それでも、ヒメジャノメやヒメウラナミジャノメなど茶色系の蝶の姿はあちこちに見られた。先月末に見たガガイモとコバノカモメヅルは、草刈りできれいさっぱりなくなっていた。(ーー;)
寺分口から下りて来ると、早くもクリの実がたくさん落ちている。もうそんな時期なんだ・・と、改めて季節の移り変わりに驚いた。クリの実は里山の秋になくてはならない一品だろう。
ブナ科の木々たちもそれぞれにドングリをつけているが、まだ熟成するには至ってない。クリはブナ科の中では花が咲くのが最も遅い(6月)にもかかわらず、短期間の間に実が成熟するのだなと思った。クヌギやアカガシのように、4月〜5月頃に花が咲き、翌年の秋になってようやく実が成熟する木もある。
秋を感じるクリの実/2006.9.14/鎌倉中央公園
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以下は今日見たドングリたち。いずれもこの秋に成熟する果実だが、熟成するにはもう少し日にちがかかりそうだ。
▲アラカシ(1年で成熟)
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▲コナラ(1年で成熟)
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▲クヌギ(2年目に成熟)
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▲アカガシ(2年目に成熟)
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▲ウバメガシ(2年目に成熟)
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▲スダジイ(2年目に成熟)/2006.9.15撮影追加
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