2006.09.02
荒井沢市民の森への道
9月の散策は友人2人と荒井沢市民の森(横浜市栄区)に行くことで始まった。
大船からバスで10分余り、天神橋で下車して森に向かって歩く。住宅地から空地・草原の横を通り、川沿いを歩いて森に向かうのだが、この道が結構楽しい。道草を食い出すと軽く1時間ぐらいは経ってしまう。このことは前回経験済だったので、もう一人の友人と森の入口に11時待合せだったが、天神橋には10時前に着くように家を出た。
予想どおり、民家の前には色々な花が咲いていて、蝶たちがせわしなく立ち寄っていた。最近は知らず知らずのうちに「花と蝶」がテーマになってしまっている。というより、花に蝶が止まれば撮らなくてはいけないような気分になっている。(^^;)
▲ゴーヤの花とヤマトシジミ
|
▲シロフヨウとイチモンジセセリ
|
人家が途切れると道路の両側は空地となる。たくさんの“雑草”が生えた草地だが、ここでちょっと珍しいクマツヅラを見つけた。もう花は咲き終りだが、あっちにもこっちにもツンツンと生えている。
クマツヅラは大船フラワーセンターの水辺に生えているので湿地に生えるものかと思ったら、どうも荒れ地などが好きなようだ。でもめったに見ることのない花だ。
クマツヅラを写そうと草地に入ってみると、数頭のモンキチョウが花から花へと吸蜜に渡り歩いていた。
クマツヅラとモンキチョウ
|
だいぶ道草を食ってしまったので少し足を速めたが、途中ヒメアカタテハにも出会った。川沿いや崖縁にもたくさんの植物、特に蔓性植物が生えていた。センニンソウの花、クズの花、ノブドウの花と実、シロバナハンショウヅルの葉、アレチヌスビトハギの花など撮りながら、荒井沢市民の森へと急いだ。
▲ヒメアカタテハ
|
なお、↓は帰りがけに見たものだ。民家の前に咲くキバナコスモスに同色のツマグロヒョウモン♂が埋もれるように渡り歩いていた。
▲キバナコスモスとツマグロヒョウモン♂
|
|