今日で8月も終り。暑い夏が終ってくれるという嬉しさと、一抹の寂しさを感じるこの時期だ。友人と久しぶりに箱根湿生花園に行ってきた。
箱根湿生花園は箱根の仙石原（標高約650m）に位置し、1700種もの湿性植物、高山植物を集めた植物園だが、大船から小田原まで電車で40分、小田原からバスで45分と、鎌倉に住む者にとってはそう遠くない。市街地の植物園と違って広々とした仙石原を見渡すこともでき、自然の中で気軽に山の花を楽しみたいという時には最適だ。

園内にはワレモコウ、サワギキョウ、アサマフウロ、オミナエシ、アカバナなどなどたくさんの花が秋の訪れを告げていた。高原では花を撮り足りなかったので、今日は花を・・と思っていたが、撮ろうとする花には必ずと言っていいほどイチモンジセセリが止まり、やはりそちらに目が行ってしまった。(^^;)　その写真はまた他のページにまとめてみよう。
この日は平日かつ夏休みの最終日とあって、ゆっくりと園内を回ることができた。自分と同年代の女性が三脚を立ててデジタル一眼レフで撮影してる姿も目についた。ちなみに土日は三脚使用が禁止なのだそうだ。

仙石原・初秋の風景／2006.8.31／箱根湿生花園