2006.08.04
ルリタテハ
ルリタテハは中央公園で時々見かける蝶だ。よく翅を広げて木道に止まっている。少し休むと近くを猛スピードで飛び、また木道に戻ってくるが、今度は少しずれたところに止まる。これを数回繰り返す。昨日もこんなルリタテハがいた。
黒っぽい地にるり色の帯はとても個性的。好きな蝶だ。
別の個体と思われるが、例のクヌギの木で樹液を吸うルリタテハも見かけた。
蝶にも表翅と裏翅があまり変わらない種類もあるが、ルリタテハは全く違う。裏翅はまるで木肌そのもの。クヌギの幹に埋もれそうだ。樹液を吸っている姿はどことなくユーモラスで、ますますこの蝶が気に入ってしまった。
▲木道が好き/2006.8.3
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▲複眼が変わっている?/2006.6.17
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▲上がクヌギの樹液を吸うルリタテハ。アカボシゴマダラより小さい/2006.8.3
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▲木肌のような裏翅/2006.8.3
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▲個性的な風貌/2006.8.3
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ちなみに、幼虫もなかなか個性的だ。ちょっと気持ち悪い(?)かも知れないが、よく見るととてもきれいで感心してしまう。食草のサルトリイバラの葉裏にいた。鎌倉にはサルトリイバラが多いから住み心地はよいかな?
▲ルリタテハの終齢幼虫/2005.9.2/市内山崎
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