2006.07.20
カミキリムシ三種
梅雨末期の豪雨被害が伝えられている。今週は関東でもずっと雨予報だが、今日は束の間の晴れ間、とはいかないものの、雨は降っておらず空も比較的明るい。急遽舞岡公園に行ってみることにした。
考えることは誰も同じなのか、たくさんの人が公園内を散歩していた。何人かの見知った方々にもお会いした。特に約束をしてなくても、ぶらっと出かけたフィールドで同好の人に会って時には散策を共にする。散策・撮影は一人もよいし、数人でも楽しい。贅沢を言えば両方したい。舞岡公園はそんな贅沢が満たされるすてきなフィールドだ。
雨上がり、出てきたのは人ばかりではない。園路沿いのくさむらにはたくさんの可愛い虫たちが姿を見せ、改めて舞岡公園は昆虫の宝庫だと実感した。
今日は私にとって新種のカミキリムシも見かけた。カミキリムシは、ラミーカミキリ以外は“可愛い虫”とは言えない。むしろ“恐い”虫だ。そんな虫でも正面から顔を覗いてみたり、見方を変えてみると親しみを感じるから不思議だ。何でも“食べず嫌い”はよくないのだ。
▲スズメバチに擬態してるヨツスジトラカミキリ/2006.7.20/舞岡公園
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▲ヨツスジトラカミキリの精悍な?顔/2006.7.20/舞岡公園
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▲クワの木にいたナガゴマフカミキリ/2006.7.20/舞岡公園
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▲ナガゴマフカミキリの顔/2006.7.20/舞岡公園
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▲キマダラカミキリ/2006.7.20/舞岡公園
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▲キマダラカミキリ/2006.7.20/舞岡公園
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カミキリムシ以外にも、小さなカメムシ、ゾウムシ、ハムシ、バッタの幼虫などたくさんの虫たちに出会った。蝶は少なかったが、カラスアゲハが一頭吸水していた。今年はクロアゲハをよく見るが、カラスアゲハを見たのは久しぶりだ。止まってくれなかったが青味を帯びた表翅がきれいだった。
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