2006.06.11
キブシのその後
3月から4月にかけて早春の里山を飾っていたキブシも、花が終るといつの間にか新緑の中に埋もれてしまう。キブシの葉はあまり特徴のある葉ではないので、雄株はとくに目立たなくなる。
雌株には特徴のある実がつくが、花の数の割には実は少なく、実の色が緑なのであまり目立たない。この緑の実は秋になっても緑のままで、いつの間にかなくなってしまうように思うが、どんな鳥が食べに来るのだろうか・・?
ところで、6月にもなるとキブシはもう来年のための花芽を出し始める。以前にも紹介したが、今年もすでに芽出しが始まった。早くから花芽を出すのは雄株のようだ。雌株は子(実)育てがあるからまだ自分のことは構っていられない(?)のか、少し遅れるようだ。
▲雄花は終ってるがこんな雌花がちらほら見られる/雌株/2006.4.19/鎌倉中央公園
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▲雌株/2006.5.6/鎌倉中央公園
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▲雌株/2006.5.6/鎌倉中央公園
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▲雌株/2006.5.31/鎌倉中央公園
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▲秋になっても緑のまま・実の形も色々ある/雌株/2005.10.28/秦野市・弘法山丘陵
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▲花芽が出てきた/雄株/2006.6.8/鎌倉中央公園
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▲少しずつ伸びる/雄株/2005.7.2/鎌倉中央公園
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