2006.06.14
弘法山のゼフィルス
蝶愛好家が「ゼフィルス」と呼ぶ蝶のグループがある。いずれもシジミチョウ科の美しい蝶で、一年に一度しか出現しない。「ゼフィルス」はギリシャ語で「西風」という意味だという。そんな優雅な名前で呼ばれる蝶たちが飛ぶ季節となった。
今日は昆虫愛好家の方々が秦野市の弘法山で「ゼフィルスを見る会」を開くというので参加させてもらった。こういう集まりに参加するのも久しぶりのことだったが、たくさんの蝶や昆虫、また植物や鳥にも出会い、気楽な観察&撮影会を楽しむことができた。
今日出会ったゼフィルスは、ウラナミアカシジミ、ミズイロオナガシジミ、オオミドリシジミ、ウラゴマダラシジミの四種だったが、今満開のクリの木が蝶たちに大人気、他にも、テングチョウ、メスグロヒョウモンなどたくさんの蝶が訪れていた。
▲ウラナミアカシジミ/クリの木で/2006.6.14/弘法山丘陵
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▲ミズイロオナガシジミ/アジサイの木で/2006.6.14/弘法山丘陵
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▲オオミドリシジミ/クリの木で/2006.6.14/弘法山丘陵
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▲ウラゴマダラシジミ/クマノミズキの幼木で/2006.6.14/弘法山丘陵
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以下は過去に撮ったゼフィルスだが、これで、神奈川の低地にいるゼフィルスは全部見たことになるのかな?
▲アカシジミ/2004.5.30/町田市
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▲ミドリシジミ/2004.6.4/横浜市・舞岡公園
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