2006.06.03
テイカカズラ
テイカカズラの花を見かける頃となった。道を歩いていてふと見上げるとカザグルマのような白い花がぶら下がっていると、何だか嬉しい。個性ある実の裂開を見てからいっそうこの花に親近感を持つようになった。テイカカズラ参照
テイカカズラは鎌倉にはとても多い常緑蔓性植物で、里山やハイキングコース、寺社の裏山などで、びっしり林床を這っている。その葉は斑入りで見分けやすい。
ところが花の咲いた蔓を見ると、そばについてる葉はかなり違っている。林床を這ってる葉より大きく、斑はなくなっている。両者を同じ植物だと気づいてない人も多いようだ。
▲カザグルマのような花/2006.5.31/鎌倉中央公園
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▲花のそばある葉は大きくて無地/2006.5.31/鎌倉中央公園
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▲林床を這う葉は小さくて斑入り/2004.11.25/鎌倉中央公園
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▲高い木を這い上ってたくさんの花をつける/2005.6.5/市内二階堂
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