2月後半は早起きの昆虫が目覚める時、蛾の世界も例外ではなく早春の蛾が次々と現れる。その代表的なのがキリガ(ヤガ科)の仲間たちだ。 今年も2月20日前後から早春のキリガが出始めた。いずれも春になって羽化したものだ。キリガは種名判別が難しいものもあり毎年悩まされるが、春が近いことを教えてくれるという意味でも出ると嬉しく、毎年注目している。