クスノキ科クロモジ属の落葉低木。鎌倉市内・周辺でもハイキングコースなどで出会うことがあります。
同属のクロモジやアブラチャンとよく似た花をつけますが、両者は花芽と葉芽が別々なのに対し、ヤマコウバシは混芽をつけます。
「雌雄別株だが雌株しか存在しない」とされてます。雌花を見ると雌しべと退化した雄しべが見られますが、この雌花だけで結実します。
冬になってもなかなか葉が落ちず、春先まで枯れ葉をつけたままでいるのは大きな特徴です。
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冬芽と芽吹き
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▲花芽・葉芽の別はない
舞岡公園/2003.11.21 |
▲混芽の芽吹き 相模原市/2007.4.6 |
花(雌花)
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▲舞岡公園 2005.4.15 |
▲雌しべと退化した雄しべ 舞岡公園/2005.4.15 |
果実
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▲舞岡公園 2005.7.23 |
▲舞岡公園 2005.11.18 |
葉
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▲市内二階堂 2006.12.6 |
▲舞岡公園 2010.12.15 |
▲枯れ葉が春まで残る 大船フラワーセンター 2003.2.21 |
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