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コリヤナギ

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■ヤナギの花の展開はなかなか面白いのですが、普段あまり見ることができません。今年は大船フラワーセンターでじっくり観察ができました。雌雄別株ですが、これは雄株のようです。

2002.1.6
▲冬芽が銀色

2002.1.23
▲冬芽が茶色になって、早いものは帽子を脱ぎ始めた。これは雄株。


2002.2.1
▲帽子を脱いだ花序は白い絹毛に覆われている。花序は2cmほど。葉芽(写真右)はとても小さい。


2002.2.20
▲帽子を脱いでしばらくすると、先端に赤い葯のついた花糸が伸びてきて花序全体が赤く見える。やがて葯が割れ黄色の花粉が露出すると、花序は黄色に変身する。


2002.3.6
▲花粉が飛んでしまったようだ。葉も出てきた。


■思いがけずヤナギの展開が見られました。コリヤナギはネコヤナギと似ていますが、一まわり小さく、この雄花序も一番伸びた時にでも2〜3cmでした。

■「コリヤナギ」の名前は、昔この枝で行李を作ったことに由来するようです。「やなぎごおり」は、私は記憶にありますが、知らない方もあるでしょうね。(^^;)

■関連ページ: クロヤナギ ネコヤナギ


[ヤナギ科・ヤナギ属]

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