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朱色三題

ノウゼンカズラ・ヒメヒオウギズイセン・ヤブカンゾウ



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7月に入って2度の台風が来た。今年は台風の当り年らしい。7月18日現在梅雨明け宣言はまだだが、もう真夏の暑さだ。
毎年 “いよいよ夏だ!” と思わせる花がある。鮮やかな朱色だが、緑の中にあると爽やかで暑苦しさを感じさせない。そんな花を三つ選んでみた。いずれも年々増えているように思う。

ノウゼンカズラ
▲妙本寺
2002.7.9
▲本覚寺
2002.7.9
▲妙本寺 2002.7.9
蔓性で高い所に涼しげに(?)咲く夏の花。寺社や民家の庭先に目立つ。妙本寺本堂の高い屋根にもよく映える。


ヒメヒオウギズイセン
▲光則寺
2002.6.13
▲大船フラワーセンター
2002.6.30
▲大巧寺 2002.7.9
帰化植物だが、お寺の境内や民家の庭に野生化している。最近特に増えたように思う。


ヤブカンゾウ
▲円覚寺(龍隠庵) 2002.7.11
雄しべの一部が花弁化して八重咲きのように見えるが、花の中は複雑で一つ一つ違う。左下のもヤブカンゾウだと思うが割にスッキリしている。これも帰化植物で、最近野性化が目立つようだ。


 (NN3.0/IE4.0以上)
撮影日: 2002.6.13〜7.11
撮影場所: 光則寺、大巧寺、妙本寺、本覚寺、円覚寺、大船フラワーセンター
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