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緑に溶け込む花
ニシキギ・コクサギ・イチョウ・ウワミズザクラ・
バクチノキ・ハンカチノキ・オオデマリ、他



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花が次々と咲き、慌ただしい春である。花によっては平年より1ヵ月近く早いような気がするが、昨年の花散策を見てみると昨年も早かった。今日(4月10日)フラワーセンターでは、ウコンザクラウワミズザクラボタンフジなどが見頃を迎えている。ハンカチノキクロバナロウバイも咲き始めた。昨年は4月17日にフラワーセンターに行っているが、その時と花の咲きぐあいがよく似ている。昨年より1週間早いだけなのか・・。

4月に入るやいなや新緑の季節を迎えている。ニシキギが小さな緑の花をつけていた。コクサギの花、イチョウの花が緑に埋もれている。ウワミズザクラハンカチノキまでが新緑に溶け込んでいるようだ。

ニシキギ(ニシキギ科)
▲ニシキギ 大船フラワーセンター  2002.4.10
▲ニシキギ(コマユミ) 大船フラワーセンター  2002.4.10

コクサギ(雄花、ミカン科)
▲丹沢山麓
2002.4.1
▲浄智寺
2002.4.6
(左)小さな花が明るい若葉に埋もれていた。
(右)以前何の木か不明だったこの冬芽はコクサギだったことが判明。バラ科の木かと思っていたが、ちょっと意外。

イチョウ(雄花、イチョウ科)
▲龍宝寺 2002.4.8
芽吹きはカエデよりやや遅い。展開と同時に花も咲く。雌雄別株で、雌花はもっと目立たない。

ウワミズザクラ(バラ科)
▲大船フラワーセンター 2002.4.10
早くも満開だった。ちょっと薄暗い林の中にある。写真右は、クローズアップレンズの届く距離まで何とか手を伸ばせたが、写りはイマイチだった。好きな花ではある。

セイヨウバクチノキ(バラ科)
▲大船フラワーセンター 2002.4.10
低木だがバラ科サクラ属の木。同属のウワミズザクラ、イヌザクラ、リンボクなどと花がよく似ている。

ハンカチノキ(オオギリ科)
▲大船フラワーセンター 2002.4.10
丸い花序を挟んで2枚の総苞弁がつく。今はまだ黄緑だが、これが段々白っぽくなりハンカチを垂らしたようになる。フラワーセンターには2本のハンカチノキがあるが、1本はまだ咲いていなかった。

オオデマリ(スイカズラ科)
▲大船フラワーセンター 2002.4.10
オオデマリはやがて真っ白な花になるのだが、開き切る前のこの緑がかった花も美しい。この時期をよく表わしているように思う。

オオデマリと同じスイカズラ科ガマズミ属のチャイニーズスノーボール(カンボクの仲間)という花が満開だった。だんだん白い花が増えてきた。ウツギのつぼみがそこかしこに見られる。初夏はもうすぐだ。


 (NN3.0/IE4.0以上)
撮影日: 2002.4.1〜4.10
撮影場所: 厚木市丹沢山麓、大船フラワーセンター、龍宝寺、浄智寺
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