フラワーセンターに行こうと家を出ると赤っぽいトンボが舞っていた。アキアカネだったのかな？　昨日広町の帰りにも電線にそれらしいトンボが止まっていたが、確認はできなかった。
フラワーセンターの和風庭園に入ると柵の上に赤トンボが1匹止まっていた。翅の先が黒く、胸の部分は黄色。胸の筋模様をよく見ると、この辺では珍しいリスアカネのようだ。
花菖蒲の堀ぞいに張られたロープに1匹だけ赤トンボが止まっていた。近寄ってみてアキアカネであることを確認！　この後和風庭園でもう1匹アキアカネを見つけた。
和風庭園のアジアイトトンボは数が増えている。交尾中のカップル、産卵する♀も見かけた。アオモンイトトンボは和風庭園・スイレン池ともそこそこいる。未成熟の♀も見かけた。

そして今日のハイライトはアオイトトンボが現れたこと。鎌倉市内ではまだ見たことがないアオイトトンボがフラワーセンターに現れるとは！　今年の春にホソミイトトンボが来た時以上の驚きだった。

▲和風庭園に見慣れない赤トンボ。リスアカネ♂かな？／胸の筋模様拡大／戻る

▲アキアカネ・個体A

▲アキアカネ・個体B

▲アジアイトトンボ♂＠和風庭園。

▲アジアイトトンボペア＠和風庭園／葉に映る影が何となく秋・・。

▲アジアイトトンボ産卵中＠和風庭園。

▲アジアイトトンボを捕まえたアオモンイトトンボ＠和風庭園／毎回必ずこういうシーンに出会ってしまう・・。

▲アオモンイトトンボ♀未成熟＠和風庭園。

▲アオモン♀がこの格好で飛んできてススキの葉に着地＠和風庭園。

▲この格好は♂を撃退する時のもの。

▲スイレン池でまたしてもイトトンボらしきものを食べているアオモン♀がいた。

先日来見た限りでは、スイレン池のイトトンボはほとんどがアオモンでアジアが少しいるかどうか？というところ。クロイトトンボは絶滅してしまったのか？
ここ2〜3年スイレン池のクロイトトンボが激減したのはヤゴがアメリカザリガニにやられてしまうからと思ってきたが、アオモンイトトンボは増えているのだからザリガニのせいばかりではなさそうだ。やはり“獰猛な”アオモンイトトンボのせいなのか・・。

帰る前（午後3時半頃）にもう一度和風庭園をのぞくと・・

▲奥まったところにちょっと大きめのイトトンボ・・？　ん？ オオアオイトが来たかな？

▲いや、オオアオイトではない！　この青い目はアオイトトンボではないか！

▲どの角度で見てもブルーの目は変らない。

昨年秋はオオアオイトトンボが来てビックリしたが、今年の春にはホソミイトトンボ！　秋にはアオイトトンボ！　こんなサプライズがあるから止められないフラワーセンターのトンボウォッチングではある。