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2018.07.27(2)
観察会午後の部/観音平・井戸尻遺跡

2時前に観音平駐車場に着くと早速アキアカネが出迎えてくれた。午前中いたところは標高約600mで暑さに強いナツアカネが多かったが、ここは標高約1500m、暑さに弱いアキアカネが集団で避暑に来ていた。
先に着いた人はクジャクチョウやヒオドシチョウが撮れたそうだが、これ以後蝶はほとんどアサギマダラだけだった。
ここに来るのは3回目だが、最初に来た時の「ヒヨドリバナというヒヨドリバナに何種ものヒョウモンチョウが“なっていた”光景」(2014.7.26の記事参照)が忘れられない。それが、前回・今回ともヒョウモンチョウはほとんど見られないのだ。前々回の大発生は何だったのか? 大量発生しても暑くなると休眠してしまうということなのだろうか?

今回はカメラの設定がおかしかったこともあり、めぼしい写真が撮れなかった。撮ったカミキリムシやカメムシを見たら、ほとんど前回前々回に撮ったものと同じだったので省略した。


観音平・井戸尻遺跡/2018.7.27
▲どこかから集団でやってきたのか、道路沿いのありとあらゆるところにアキアカネが止まっていた。

▲日陰でひと休みのアサギマダラ。

▲ホタルブクロにアサギマダラ。

▲やはりヒヨドリバナが好き。

▲同上。

▲同上。右はトンボエダシャク。

▲アサギマダラの食草でもあるイケマがあちこちに密生していたが、アサギマダラは寄って来ない。ここで繁殖するわけではないので興味ないのか?

▲ネキトンボ♀がガードレールに。

▲人好きの(?)クワガタ。クワガタの♀は判別が難しい。

▲コエゾゼミ。毎回撮ってるかな?

▲クロマイコモドキ。

▲スカシバの一種。(候補:キタスカシバ)

▲イタドリにドロハマキチョッキリがまだいた。

▲フシグロセンノウが点在。

▲サルナシの実が鈴なり。

▲オオクマヤナギかな?

▲アオダモ?(モクセイ科トネリコ属の中から小葉の形、鋸歯、2対が多いことから推測)


2日分の予定を1日に凝縮して密度の高い観察会となったが、最後に井戸尻遺跡(諏訪郡富士見町)に寄ってハス池でトンボを探すことになった。
▲ここでもオツネントンボが多かった/別個体戻る
▲クロイトトンボ

▲ホソミイトトンボ♀の未成熟?

▲見慣れないトンボはキトンボとのこと。

▲ハスの茎に張りつくイナゴの幼虫。コバネイナゴあたりか?

▲ハンノキにハンノキハムシ。

時間が遅かったせいか、あまり数見つからなかったが、ハス池がいくつもありトンボ目的で来ても楽しめそうなところだった。またいつか来てみたい。

明日は台風で関東南部が荒れ模様の予報。各自の判断で帰宅するということで、全員(今回は10名参加)での観察会はここまでということになった。密度の高い楽しい一日でした。みなさん、ありがとう!


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