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2018.07.27
プチ遠征観察会/北杜市白州町

2年ぶりに山梨観察会に参加。猛暑が懸念されたが、幸運にも昨日から涼しく(というか、平年並に)なり、予定どおり実施することになった。ただ、明日は台風12号がが本州に上陸予定ということで、明日の観察会は難しそう。ならば今日のうちに明日のコースも回ってしまおうということになった。

10時に「道の駅はくしゅう」に集合し中山峠方面に向かう。まずはいつもの雑木林に入ると、早速オオムラサキの♀2匹がお出迎え! この後もう一つのポイントでは♂3匹が盛んに開翅して大サービスしてくれた。
このコースのもう一つのターゲットである越冬トンボについても、オツネントンボ、ホソミオツネントンボ、ホソミイトトンボすべて登場し、短時間であったが効率のよい観察会となった。


北杜市白州町/2018.7.27
▲雑木林で幸先よくオオムラサキをゲット! どちらも♀のようだ。

▲いつもの野道を行く。大型のカミキリはウスバカミキリ♀。夜行性で昼間は暗い林に隠れているらしい/昨年我家に来た♂、その大きさに驚いた戻る
▲アカハナカミキリ。

▲初見の蝶はオナガシジミ。後でもう1匹見かけた/食草はオニグルミ・サワグルミなどクルミ科。この辺りはオニグルミが多く、思わぬところに幼木が生えていたりした。

▲ウラナミシジミのペア、今季初見。この時期ここでウラナミシジミに出会うのは意外。

▲キマダラセセリ。

▲オオチャバネセセリ。

▲ホソミイトトンボ。

▲ホソミオツネントンボ。

▲オツネントンボ。

▲マユタテアカネ未成熟。

▲ナツアカネ未成熟。

▲アシグロツユムシ幼虫。

▲夏に山に来ると必ず見かけるキンモンガ。

▲サクラらしき低木でお仕事中のオトシブミに出会う! ヒメクロオトシブミほどの大きさだった。
帰宅後「オトシブミハンドブック」で調べたが、アカクビナガオトシブミ(体長6-8.5mm)ヒメクロオトシブミ(体長4.5-5.5mm)の背赤型かで迷う。大きさ以外はアカクビナガオトシブミの方がマッチするように思えるが、かなり小さかったので・・。

▲オオムラサキのポイントに来る。おっと3匹のオオムラサキ! 全部♂のようだ。

▲のぞいているのは?/ちょっとボロ戻る
▲目の前でオオムラサキを堪能!/閉じたり開いたり「じゃあね!」戻る
▲ひと回りして最初の雑木林に戻ると、樹液酒場にはカナブンやオオムラサキが!

▲見上げればノコギリクワガタや/ルリタテハ戻る
▲翅を広げるオオムラサキ♀。上から♂が近づいてきた。さあ何が起こるか?/背後から近づく♂接近するももの別れ・・気を取り直して再びチャレンジするも気が合わず、みんなの期待も裏切られる(^^;戻る
このあと、雑木林を出て以前スミナガシの幼虫がいたアワブキを見に行くが、もう蛹になってしまったのか幼虫は見つからず。同じアワブキにアオバセセリの幼虫がいた痕跡があった。

▲帰り道で捕食中のオニヤンマ目撃。

以上駆け足だったが、みんな満足して午前の部を終了。一見何ということもない雑木林や田舎道だが、こういうところで虫を探す楽しさを教えてくれたのは花虫さんだ。“道端自然観察”の精神はみんなの中に生きていますよ! > 花虫さん

道の駅はくしゅうに戻り、午後は観音平へ。


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