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2018.07.28
八ヶ岳自然文化園

昨晩は原村・八ヶ岳自然文化園近くのペンションに泊まったが、さすがに涼しく窓を閉めて寝た。今日は一日中小雨予報だったが、午前中自然文化園・まるやち湖周辺を散策することにした。
まるやち湖は、一昨年来た時はモートンイトトンボをはじめアオイトトンボやホソミオツネントンボなどトンボの宝庫だったのだが、昨年池周りの散策路(どろんこ道)を整備したことでモートンがいなくなってしまったとか。

確かに歩きやすい道になっていたが、トンボの数は少なくモートンも見つからなかった。それでもマユタテアカネはあちこちにいたし、イトトンボ目(?)になって探したところ、ホソミイトトンボやアオイトトンボなど見つかった。池周りの草むらは変わってないので、モートンも復活することを期待しよう。


原村・八ヶ岳自然文化園/2018.7.28
▲朝7時、小雨のまるやち湖でほのぼの親子に出会う。

▲池の畔にヒメシジミ、久しぶりの出会い/別個体戻る
▲池縁にクサレダマが繁茂。

▲ドクゼリかな?

▲ヒメシロネも点在。

▲初々しいマユタテアカネ♂。

▲マユタテアカネ♀/同♂戻る
▲池縁の草むらから小さなイトトンボが出てきた。ホソミイトトンボ♂かな?/同じ個体戻る
▲アオイトトンボ♀の未成熟/同じ個体戻る
▲池の周りを黒い蝶が飛び回る。やっと止まってジャノメチョウであることを確認/別個体戻る
▲クルマバッタモドキ緑色タイプ。

▲林縁に初見のオオアオゾウムシ/別アングル戻る
▲カンボクの葉にユーモラスな“お馬さん”がいて盛り上がる。(^^) クロスジカギバの幼虫らしい。

▲小雨が降ったり止んだりだったが、林内をもう少し散歩。

▲林内にはサクラもあり、四季折々楽しめそう。

▲うす暗い林内にオツネントンボ/別アングル
今回はあちこちでオツネントンボをよく見た。オツネントンボとホソミオツネントンボの見分けポイントがいくつかあることも分かったが、翅の縁紋は見る角度によっては見にくいし、未成熟体では縁紋自体はっきりしない。胸部分の斑紋の形で見分ける方が分かりやすそうだ/戻る
▲シロシタホタルガがくるくる回って着地。

▲暗い林内にも池があり、こんなトンボの羽化殻がたくさん見られた。アオイトトンボ? オツネントンボ?

▲湿地にいたのはノシメトンボ。

▲湿地内にはサワギキョウ、コオニユリなどたくさんの山野草が咲いていた。もう少しゆっくりしたいところだったが、台風が来ていたためお昼前に切り上げる。

▲帰りがけにもう一度カルガモの親子を!/このあと小淵沢ICへ向かう。

高速に乗る前に立寄ったコンビニ。もうお昼だったせいかあまりめぼしい虫はいなかったが、カミキリムシと蛾を何種か撮る。その中で我家に来たことのない蛾2種を。
(後で知ったが、何人かの仲間はこのコンビニで“擬態の天才・ムラサキシャチホコ”を撮ったとのこと。うーむ、見逃したのか? 行った時間が遅すぎてもういなかったのか? いずれにしても残念!)

▲フタスジツヅリガ(メイガ科)

▲バラシロエダシャク(シャクガ科)

以上で虫三昧の高原合宿が無事終了。台風12号の警報が次々と携帯に飛び込んできて少々心配になっていたが、高速は渋滞もなくスムースそのもの、高速を下りる辺りで一時的に風雨が強くなったりしたが、大した影響もなく無事帰宅できた。毎回同乗させていただいているHさんには感謝しかない。いつもほんとにありがとう!


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