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2018.04.22
新治市民の森

4月の観察会は先月に続き新治市民の森で。朝から真夏を思わせる日差しとなり、待合せ場所の藤棚の下には数十匹のクマバチがぶんぶん飛んでいた。
林縁にはホオノキやミツバウツギ、ツリバナが咲き、林下にはキンラン、ギンラン・・、新緑に浸りながらも虫を探す。目が二つではとても足りないが、そこは虫目集団、達人たちが次々と面白いものを見つけてくれた。

今日最も盛り上がったのはウマノオバチ♀との出会いだった。長い産卵管がトレードマークのこのハチは、クリやクヌギの幹内にいるシロスジカミキリの幼虫に産卵する寄生蜂だ。見るのは初めてだったが、長〜い産卵管をゆらゆらさせながら飛ぶさまは絵になり、ひたすら連写する。産卵する様子は分からなかったが、またまた珍しいものが見られ、達人たちに感謝!


新治市民の森/2018.4.22
▲林縁のツリバナが風に揺れる/別株別株戻る
▲ホオノキの花がよい高さに/このアングルで見られるのは珍しい戻る
▲藤棚の下でみなさん何を狙っているのでしょう?

▲クヌギの大木にゴマダラオトシブミ!/近くに揺籃あり戻る
▲↑と同じクヌギにアシナガオトシブミもいた!/何回撮っても“目”が出ない・・戻る
▲梅林にツツムネチョッキリ(だそうです。)

▲ルリタテハの卵があちこちに。1〜3齢ぐらいの幼虫も見かけた。

▲エゴツルクビオトシブミのペア@エゴノキ/主脈に沿って噛みながら往復し折リ癖をつける/葉の裾から巻き始めたところ戻る
▲ノイバラにいたイチゴハナゾウムシ、体長3mmほど。

▲草原にクロハネシロヒゲナガ。

▲マドガに出会うと何故かうれしい。

▲フキバッタの一齢幼虫があちこちに/ヒメギス戻る
▲ムラサキシラホシカメムシのペア/いい場所見つけたね!

▲アカスジキンカメムシ終齢幼虫「そろそろ変身しようかなあ〜」

▲数箇所でカワトンボに出会うも数は少ない。茶翅赤紋タイプ/別アングル戻る
▲今日撮った蝶より: アオスジアゲハ@ミツバウツギ/ツマグロヒョウモン♂コチャバネセセリ戻る
▲今日の一番人気はウマノオバチ♀!

▲長〜い産卵管!/拡大写真

▲ゆらゆら優雅に飛翔/拡大写真/これだけ“尾”が長いと、さすがに速くは飛べない。飛翔も撮影可能だが、顔がうまく入らない・・。


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