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2018.04.12(2)
楽しい虫目歩き/蝶・トンボ・虫色々

オトシブミ・チョッキリ以外にも色々楽しめる横浜自然観察の森、散策路を上ると最初に出てくるのがカワトンボ。数匹の初々しい子がシダの上で構えていた。今季初の出会いだ。
お花畑で蝶を追い、ハンミョウと遊びながら沢沿いの散策路を上る。
次なるターゲットはトンボ池だが、着いてみて愕然とした。水がほとんど干上がってしまい、わずかな“水溜り”しか残ってないのだ。元々この池は池というより“湿地の中の大きな水溜り”で、夏には干上がってしまうことが普通にある。が、今の時期に干上がってしまうのは珍しいのではないか? 今年はやはり雨が少ないのだろう。この分では越冬トンボも来ないし、ここをメインの住み処としているハラビロトンボも発生しそうにない。
もう一つの池にも行ってみたが、トンボの姿は皆無だった。


横浜自然観察の森/2018.4.12
▲「今年もよろしく!」/今季初のカワトンボ。

▲同上/茶翅タイプ。

▲こんな“初夏の風景”が好き。

▲お花畑に蝶が舞っている/オナガアゲハ♂?

▲こちらはジャコウアゲハ♂のようだ。

▲モンシロチョウだろうと思ったが、遠くから取り敢えず撮っておいたら、ツマキチョウ♂だった!
このお花畑はいつも白い蝶・黒いアゲハが入リ乱れて飛んでいる。みんな同じ種と思ってはいけない!

▲他には、グミで吸蜜するスジグロシロチョウ。

▲連結したまま飛んでいたが、やっと落着ける場所を見つけたキチョウたち。

▲今季初見のツバメシジミ♀。

▲ハンミョウのスポットに来ると、いきなり♂が♀に飛びかかり、長い牙で噛み付くように♀を抱える。とても求愛という感じじゃない。(^^;)/もつれ合っていたが短時間で別れ別れに(左♂、右♀)戻る
▲別れたあと、♀は場所を動かず/♂は丸木の上に移動戻る
▲トンボ池は水がほとんど干上がり、トンボの姿は皆無。今年はダメかな・・。枯れ草の上でテングチョウが日向ぼっこしていた。

▲トンボ池周りのカスミザクラ(?)にジャコウアゲハが舞っていたが、食草のオオバウマノスズクサがこの森に多い。サキソフォンのような花を探す/別の株戻る
▲ツツハムシが出てきた。これはクロボシツツハムシ。

▲ヨツモンクロツツハムシ。

▲「ハムシダマシ?」「ちょっと違うけど? それに早過ぎるし・・」/帰って調べたらナガハムシダマシという種らしい。

▲見慣れないヒゲナガガはミドリヒゲナガ♀。翅にはメタリックな光沢がある。

▲「今日のハエトリグモ」は大物ゲットしたネコハエトリ♂、これ1匹のみでした。

トンボ池は残念だったが、トンボ・蝶以外にも色々楽しめる観察の森、また折を見て来てみよう。



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