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2017.05.12
中央公園虫散策

初夏を通り越して夏を思わせる日が続く。昆虫が面白くなる季節だ。
中央公園に入るとジャコウアゲハ♀が草地をうろうろ。「こんなところにオオバウマノスズクサが生えているの?」と思ったが、色んな草が絡み合った中にちゃんと見つけて産卵して行った。
植栽のタニウツギが花盛り。この花は黒いアゲハの好物だが、予想どおりジャコウアゲハ♂やカラスアゲハが吸蜜にやってきた。天気がよいせいかとにかく忙しない。何度もやってくるが落着きなく飛び回る。ジャコウアゲハ♂たちはハクウンボクにも移動して長い間吸蜜して行った。

今年の中央公園はエゴヒゲナガオトシブミとヒメゴマダラオトシブミが多い。エゴヒゲナガの方はまだせっせと揺籃を作っていた。ゴマダラオトシブミも探したが、クリの木にいくつか揺籃がついているものの数は少なそうだ。
ジンガサハムシも3箇所で見かけた。ヒルガオに食痕があれば確実にいる。飛翔にも挑戦したがイマイチ(イマミッツ?)だった。もっと明るくてよく飛ぶ時に再度トライしよう!


鎌倉中央公園/2017.5.12
▲草むらをうろうろ飛ぶジャコウアゲハ♀、時々止まって産卵/写真2写真3戻る
▲一仕事終えて休憩するジャコウアゲハ♀、傷みもなくきれいな個体。

▲黒いアゲハが好むタニウツギ。

▲数匹の黒いアゲハが飛び回っていた。これはカラスアゲハ。

▲ツツジにモンキアゲハ

▲近場では中央公園のハクウンボクがいちばんよく咲くが、今年も見頃を外してしまった。まだきれいな房を選んで・・。

▲ハクウンボクの残り花で吸蜜するジャコウアゲハ♂たち。まだまだ美味しいらしく数匹があちこち飛び回る。2時間後に来てみるとまだいた!/写真2戻る
▲今年もよく咲いたヤブデマリ、今がピークかな?

▲園内のあちこちでカワトンボに遭遇/個体2個体3戻る
▲揺籃作成に励むエゴツルクビオトシブミ♀(下)と見守る?♂(上)/♀「♂が行ってくれて仕事が捗る〜!」♀「また来た〜!」♀「やれやれ〜」戻る
▲クリの葉裏に可愛いコイチャコガネ。

▲ユウマダラエダシャクによく似たヒメマダラエダシャク。

▲仲好しカップル3種/その1:クロウリハムシ

▲同上/その2:ヒメシロコブゾウムシ

▲同上/その3:シオヤトンボ/道のまん中で!

▲すぐ葉の裏に隠れてしまうジンガサハムシだが、見える限り追いかけたくなる。

▲同上/顔見せて!

▲ジンガサハムシの飛翔を狙ったが・・。  


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