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2014.07.12(2)
観察会@大井町いこいの村

午後は大井町いこいの村隣接の雑木林へ移動。初めて訪れる所だったが、昨年も来た人の話では、オオムラサキやカブトムシの姿も見られたという。来てみると、昔懐かしい雑木林らしい雑木林だった。

この日は残念ながらオオムラサキの姿は見かけなかったが、ミズイロオナガシジミやウラナミアカシジミ、ジャノメチョウなどはいた。時期を選んで蝶目的で来るのも面白そうだ。
雑木林の所々に間伐された枝が積まれている。そんな所がカミキリムシの住処だ。中にルリボシカミキリの溜まり場があった! ネットを見ていて、今年はルリボシカミキリが多いなあ・・と思っていたが、今日は土屋でもここでもルリボシカミキリが選り取りみどり。撮りやすそうなのを選んで顔も撮らせてもらった。
そして今日いちばん盛り上がったのは、スギ・ヒノキ林の縁にいたマスダクロホシタマムシ! 何年か前から散策仲間の間で話題になっていたが、ここ数年誰も見てない“お尋ね虫”だったのだ。金属光沢だが、思っていたより地味、というか落着いた色合いで、なかなかお洒落な虫だった。
スギ・ヒノキには“害虫”でも、虫好きにとっては“宝石”となる事がある。(^^ゞ

大井町いこいの村/2014.7.12
▲図らずも会えたマスダクロホシタマムシ!/もう一枚戻る
▲まだいたミズイロオナガシジミ♀

▲オオムラサキ同様、樹液に集まるジャノメチョウ

▲青味を帯びた緑が個性的、セアカツノカメムシ♂

▲青い鱗粉がきれいな極小ゾウムシ(種名不明)==> クチナガチョッキリのようだ。

▲同じく極小サルゾウムシ(種名不明)/もう一枚戻る
▲極小虫のペア(ハムシの仲間?)/肉眼ではクモが虫を捕まえてるのかと思った程小さい。まっ黒なのと頭胸部が茶のものがいるようだ ==> 追記 タマツツハムシと判明。♀は全体が黒色、♂は頭胸部が茶色と、♂♀で色が異なるとのこと

▲きれいなハムシ(?)に出会ったが種名が分からず。大きさは確か5mmぐらいだったような・・。==> 追記 ハギツツハムシだそうです!

▲ホシベニカミキリ/何年か前に袋井のユリ園で見たホシベニ君を思い出した(2007.5.28の記事参照)/その後も、鎌倉のタブノキでは見たことがない

▲フタオビミドリトラカミキリ/初見のカミキリ、もう少しちゃんと撮りたかったが・・

▲アスファルトの散策路を大きなシロスジカミキリが歩いていた!(写真ではあまり大きく見えないが・・)/クズの葉に乗ってもらう戻る
▲暗い林道沿いにマヤラン(泥だらけだったので、パソコンで少々ゴミ取り済み)

▲土屋でもいこいの村でも大歓迎してくれたルリボシカミキリ/きれいな青色にスマートな身体カップルもたくさんいた戻る

やっぱり今日の主役はルリボシカミキリでした!


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