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2014.03.25
ビロードツリアブ現れる

朝から4月〜5月の陽気、「今日こそは蝶が飛ぶ!」と中央公園へ。まずは冬の間小さな虫たちが越冬していた林内をチェック。たくさんいたコミミズクはどこかに行ってしまったのか見つけられなかったが、クヌギカメムシの孵化は続いており、1齢か2齢の幼虫が多かった。
今日虫が多かったのはスギの木。小さな蛾やクモ、サシガメの幼虫が日向ぼっこ(?)する姿が見られた。この冬はケヤキの樹皮下で越冬する虫を見てきたが、スギの樹皮はもっと虫が潜り込みやすい形状だ。樹皮を剥がすのは憚られるが、来年は気に留めておこうと思う。
冬の間は寒かった林内も春の陽が差し込む。ふと気がつけば、枯れ葉の上を舞うビロードツリアブがそこここに! まだ長い時間ホバリングはせず、すぐに枯れ葉の上に止まってしまうが、オオイヌノフグリの花がお気に入りのようでもあった。
この日は、園内のあちこちでビロードツリアブを見かけた。春到来!

同じ林内で最初に現れた蝶がルリタテハ。枯れ葉の上で日向ぼっこしていたが、見るとかなり翅が傷んでいる。厳しい冬を頑張ってきたんだね! しばらく行くと今度は別のルリタテハが私の右肩に止まる。歩いているのになかなか離れようとしないので、左手でコンデジを持って適当にシャッターを押した。もちろん液晶画面は見えず、何が写ってるかは撮ってからのお楽しみ。(^^;) こんなことができるのも片手撮りができるコンデジならではのことだ。
疎林広場では、やはり暖かい陽だまりにビロードツリアブが舞い、その向こうに羽化したてのルリシジミが止まっていた。今春羽化した蝶の初撮りだ。その後、黄色の蝶が狂ったように飛び回る姿も見かけた。あんな風に飛び回るのは、成虫越冬から目覚めたキチョウなのか? 羽化間もないモンキチョウなのか?
時々刻々と変わる春のフィールド、楽しみな季節がやってきた。

鎌倉中央公園/2014.3.25
▲春の使者・ビロードツリアブが舞う

▲こんにちは! 春だね♪

▲ちょっとホバリングしては休み・・、の繰り返し

▲オオイヌノフグリが好き

▲白っぽい枯れ葉の上で日向ぼっこするルリタテハ、翅が少し欠けている

▲右肩に止まったルリタテハに向けてシャッターを切ったつもりだったが・・・、ちょっとズレた

▲少し近づけてもう一枚、今度は当たった!

▲初々しいルリシジミに遭遇

▲同上。キブシで吸蜜

▲スギの木に虫が多い/ヤニサシガメ幼虫

▲ハマキガの一種(?)

▲これもハマキガの一種(?)

▲キハダエビグモ

▲ヒナカマキリの卵塊(?)

▲出会えば撮りたくなるヒメウズ

▲モミジイチゴの花が咲いた。早速やってきたのはワカバグモ

▲中央公園で一番早く咲く桜・ヨコハマヒザクラ(横浜緋桜)。ヤマザクラ・オオシマザクラ・ソメイヨシノはまだ咲いてない


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