よく晴れた一日、町田市の谷戸で観察会が開かれた。もう何年も前からこの時期に開かれる観察会、最初は蝶が目当てだったが、段々とオトシブミを初めとする葉上の虫に興味が移りつつある。
今年は概して虫が少ないような気がしたが、雨上がりの谷戸は本当に気持ちがよい。時折飛ぶウスバシロチョウを横目に、夕方まで思い思いの虫を探して歩いた。
樹木では、今年はジャケツイバラが見事に花をつけ、まさに壮観！　また、ユニークな花で知られるウリノキの若木が林内に点在し、たくさんの蕾をつけていた。

町田市の谷戸にて／2013.5.12

▲アブラチャンのぬし・ヒゲナガオトシブミ♂ ▲同上。そんな恰好で何してるの？ ▲ヒゲナガオトシブミ♀「さーて、仕事始めますか！」 ▲メタリックに光るアオハムシダマシ ▲あちこちにいたアトボシハムシ ▲イノコヅチカメノコハムシ ▲まだ眠そうなジョウカイボン／今年はどこに行ってもジョウカイボンが多い ▲毛深いコガネムシはヒゲブトハナムグリ ▲ケヤキの葉にヤノナミガタチビタマムシ ▲目がきれいなデーニッツハエトリ ▲サビカミキリの一種 ▲その名のとおり、大きな目のオオメカメムシ ▲同上。正面顔も ▲写りが悪いが、ヒラタカメムシの仲間 ▲マルウンカ ▲ここに来るといつも会うマドガ ▲カノコマルハキバガ ▲足を縮めてしまうとまるで鳥の糞のようなホソアナアキゾウムシ ▲スギの木にきれいなゾウムシ／コブヒゲボソゾウムシ？ ▲ダビドサナエ。今年初見 ▲今日の人気者・アサギマダラの蛹 ▲こんな蕾をつけたウリノキが点在 ▲スギを上るジャケツイバラ ▲近くまで寄れないので、あの胡蝶蘭のような花は分からないが・・ ▲見事な咲きっぷりだった