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2012.12.24
中央公園の年越し

今年も残すところ一週間になってしまった。中央公園に来るのは年内最後かも知れない。昨年の記事を見ると、やはり12月24日に中央公園に来ているが、「紅葉がきれいで、まだ元気なベニシジミがいた」と書いている。今年はかなり寒い冬のようで、蝶の姿は見られそうになかった。
中央公園にはチャンチンの高木が二本あったが、その内の一本が今年切られてしまった。が、その後にたくさんのひこばえが伸びている。久しぶりに“可愛い子”を撮ってやった。
その横にあるサワグルミ(これも元気がなく、今にも枯れそう・・)の冬芽も撮ろうかと後ろに回ると、黄褐色になったトビナナフシが張り付いていた。樹皮に擬態してるつもりかも知れないが、きれいな色でよく目立っていた。(^^;)

もう虫を見つけようと思ったら、隠れ家を探し当てるしかないのかも知れない。昨年クヌギカメムシの卵がびっしり産みつけられたネームプレートを裏返すと、やっぱり今年も同様だった。樹皮の割れ目にも数箇所産みつけられていた。
公園内にクヌギやコナラの木はたくさんあるのに、なぜこの木ばかり好まれるのか不思議だ。
歩くところ、歩くところ、落葉だらけだ。この落葉の裏にカメムシとか潜んでいるかも知れない・・とは思うが、やはり一人で落葉めくりをする気にはなれなかった。

鎌倉中央公園/2012.12.24
▲テイカカズラの実、まだ飛べない種があとわずか

▲ハゼノキ、冬芽や枝を被っていた灰色の毛が剥がれてきた

▲カシワの木、枯れ葉がなかなか落ちないことで知られる

▲同上。ちょっと触ったら葉が落ちた。初々しい葉痕

▲あどけないチャンチンの子

▲同上

▲クロモジの冬芽。二つの花芽をしっかり支えています

▲ユニークなヘアスタイルはアカメガシワさん

▲マユミさんのヘアスタイルもなかなか

▲「美しい冬芽ベスト10」入りできそうなタブノキ

▲この時期に咲く数少ない花・ヤツデ。雄性期の花と雌性期の花が見られる

▲樹皮に擬態したつもり(?)のトビナナフシ

▲同上

▲常連さん・メジロ

▲同アオジ

▲今年もカシラダカの集団がきていた

▲道路の植え込みにひとり生えしたクマノミズキ幼木。こんな木もきれいに紅葉している。やはりこの冬は寒いようだ


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