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2012.03.22
オオイヌノフグリとフラサバソウ

オオイヌノフグリとフラサバソウはいずれもゴマノハグサ科クワガタソウ属の外来種だ。オオイヌノフグリはどこでも見られる野草で、外来種であることを知らない人も多いが、明治の初期に渡来したもののようだ。
一方、フラサバソウはどこにでも生えているわけではなく知らない人も多いと思う。比較的最近渡来したものかと思っていたら、これまた明治の初期には国内で確認されているという。

中央公園奥の湿地(夏は)を何げなく見ていると、枯れ葉の中から小さなうす紫の花が顔を出していた。よく見るとかなり広い範囲に密生している。フラサバソウだった。
中央公園でフラサバソウを見るのは初めてだ。いつから生えていたのだろう? ここは元々湿地で夏は足を踏み入れることはなかった場所だ。恐らく最近(?)新しい土を入れたのではないだろうか?
広町緑地でも新しく土を入れた所にフラサバソウやセリバヒエンソウなどの外来種が生えている。土に混じって入ってきたと考えるのが自然だと思うが、中央公園のフラサバソウがこれからどう拡大していくかウォッチしていこう。

鎌倉中央公園にて/2012.3.21〜22
▲フラサバソウ

▲同上

▲同上

▲同上

▲オオイヌノフグリ

▲同上

▲同上


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