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2012.03.16(2)
今日の生き物

どこからかウグイスの鳴き声が聞こえてくる。ウグイスを撮るには木々が芽吹く4月上旬ぐらいまでがよいのだが、その姿は見えなかった。疎林広場へ上る道沿いに十数羽の鳥が群れていた。シジュウカラの一団とカワラヒワの一団だ。近くの木にコゲラもいた。
そろそろ蝶が出てきてもよい頃・・と思って来たが、今日もその姿は見かけず、虫たちにとってはまだ春は来てないようだ。
林の中では鳥を追い払った(?)タイワンリスが落ち葉の中で食べ物を探していた。ここはムクノキ、エノキ、ケヤキなど高木が並ぶせいか昼でも薄暗い。何げなく大木につけられたネームプレートをめくると、エサキモンキツノカメムシが隠れていた! 味を占めて次々とプレートをめくってみる。エサキモンキがもう一匹とテントウムシ、数種類のクモが見つかった。プレートの裏にびっしりと産みつけられたクヌギカメムシの卵には驚いた。
落ち葉めくりの時も、虫は寒暖の差が少ない大木の北側を越冬場所に選ぶと知ったが、中央公園でもこの暗くて寒い林が越冬場所によいのかも知れない。

鎌倉中央公園にて/2012.3.16
▲カワラヒワ

▲シジュウカラ

▲コゲラ

▲モズ

▲タイワンリス

▲このプレート、随分前からこうなんだけど・・(ーー;)  何げなく裏をめくってみると↓

▲むむむ・・、みどりの学校の活動でネームプレートをつけたの?

▲ケヤキのプレートをめくってみると、エサキモンキツノカメムシが隠れていた!

▲タブノキのプレートの下にはテントウムシが! その他、数種のクモが見つかった

▲コナラの樹皮に探していたクヌギカメムシの卵塊が!

▲そして、このプレートの裏側には↑のような卵塊が何と40セットもついていた!(あまり気持ちのよいものではなく、写真は撮ったが、さすがにここにアップできない・・)


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