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2011.10.11
昆虫たちの秋

三連休明けの火曜日、中央公園へ。夏の間賑わった樹液酒場には3頭のルリタテハがいた。今年はアカボシゴマダラが少なかったが、代わってルリタテハが幅を利かせていたように見える。
湿地に向かうと、オレンジ色を帯びた蝶がかなり高い所を滑空するように飛んで行った。写真を撮れなかったのが残念だがコムラサキかも知れない。この湿地のヤナギの木にコムラサキが来ることは聞いていたが、それらしき蝶を見たのは初めて。子孫を残してくれたのかどうか? 来年が楽しみになってきた。
湿地では、ツリフネソウやオオミゾソバの花から花へ忙しなく飛び回るホシホウジャクを撮影。今、本当にホウジャクが多い。他の場所にはヒメクロホウジャクもいた。

稲刈りも終って田んぼ周りも落着いたか・・?と行ってみると、ツチイナゴの草むらで遠足の子どもたちが大勢お弁当を食べていた。(>_<)
諦めて他の草むらを回り、ツチイナゴの成虫・終齢幼虫の他、ショウリョウバッタ、ショウリョウバッタモドキ、そして先日の“ササキリモドキ”ともいえるバッタを確認した。
帰って調べたところ、この“ササキリモドキ”はホシササキリのようだ。“ササキリモドキ”という種はないが、ササキリの仲間には色々な種類がいる。その中でもホシササキリがよく似ているようだ。今日も同じ場所に緑色型と褐色型がいた。

鎌倉中央公園にて/2011.10.11
▲今年はルリタテハが樹液酒場のぬし?

▲帰りがけに見たらクロコノマチョウが! ルリタテハもクロコノマチョウも成虫越冬の蝶だ

▲同じく成虫越冬するキチョウ

▲年々増えてるウラナミシジミ、産卵する姿もよく見かける。鎌倉で越冬できるとしたら、成虫? 幼虫? 卵? どんな形で?

▲ミゾソバやツリフネソウの湿地に必ずいるホシホウジャク

▲同上。花は選り取り見取り!

▲同上。長〜いストローを上手に使う

▲体が緑っぽく、背中に模様がないヒメクロホウジャク

▲枯れ草色のショウリョウバッタ♀「ん? 来たな」

▲正面顔が人気のショウリョウバッタ、やっと撮らせてくれた

▲こちらはショウリョウバッタモドキ

▲同上。ズームアップ!

▲クズの葉を食べるツチイナゴ終齢幼虫、成虫までもうひと息!

▲おっとりしたツチイナゴ成虫だが、すぐ近くの葉を取り除くとさすがにぴょ〜んと逃げた。すごい跳躍力!

▲ホシササキリ(褐色型♀)


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