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2009.07.17
蔓性植物

夏になると野山は蔓性植物の天下だ。草刈りがなければどこまでも伸びていきそうな勢いで木々を被ってしまう。自宅前の山斜面はいつの間にかクズに被われている。すでに花も咲き始め相変らず元気そのもの。
中央公園田んぼ周りにはオニドコロが多い。今年はもう雄花・雌花とも咲いている。以前この小さな花を撮るのに苦労したことを思い出し、久しぶりに撮ってみた。

蔓性植物色々/鎌倉中央公園及びその周辺/2009.7.16
▲オニドコロ雄花

▲同上

▲オニドコロ雌花

▲同上

▲密生するオニドコロ

トコロの種類も数多くあるが、普段近くで見られるのはオニドコロと近縁のヤマノイモぐらいだろうと思っていた。が、こんな↓細くて先が尖っている葉を見ることがある。花のつき方も密集していて、どこかオニドコロとは違う。調べてみたところ、どうやらヒメドコロが該当しそうだ。

▲ヒメドコロ雌株

▲同上

これで以前集めたトコロと合せると、オニドコロ、ヤマノイモ、カエデドコロ、キクバドコロ、ウチワドコロ、ヒメドコロと揃った。

しばらく歩いていると、思いがけない蔓性植物に遭遇!
ジャコウアゲハの食草で知られるウマノスズクサだ。鎌倉にはオオバウマノスズクサはたくさんあるが、ウマノスズクサの自生はない。人為的なものだろうが、ユニークな花が咲くので育ってほしいものだ。ジャコウアゲハがいつ見つけて産卵するか要ウォッチ!

▲ウマノスズクサ


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