春の一日、広町の谷戸を歩く。先日中央公園でキタテハやキチョウなどの越冬蝶が活動開始していたが、ルリタテハは見なかった。広町にはルリタテハが多いから今日はきっと飛んでいるだろう・・。
谷戸に入ると、早速黒い蝶が飛んで来た。この時期の黒い蝶はルリタテハの可能性大だ。中ほどに進むと枯れ草の上で翅を広げたり閉じたりしているルリタテハが何頭かいた。枯れ草や丸太の上は暖かいのだろうか、日向ぼっこには最適なようだ。翅が欠けているもの、傷みがほとんどないもの、それぞれだが、かなり近寄っても逃げず大サービスしてくれた。
谷戸の縁にはキブシが咲き乱れ、オオシマザクラやヤマザクラも咲き始めた。枯れ木・枯れ草色だった谷戸が春色に移っていく。

眠りから覚めた谷戸／広町緑地／2009.3.21

▲土曜日の午後、“オオエノキ”で遊ぶ子どもたち ▲キブシが咲き乱れる ▲枯れ草の上で翅を広げるルリタテハ ▲正面から顔見せてね ▲丸太の上がお気に入り ▲暖かいのかな？ ▲翅を広げたり ▲閉じたり ▲ちょっと翅が傷んでるね・・ ▲オオシマザクラも咲いて谷戸が急に活気づく