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2008.03.13
七曲(ななまがり)

わが家の裏山にはその昔、北条早雲が築城した玉縄城(1512年築城)があったという。現在は学校が建ち、城の面影はほとんど残ってないが、七曲と呼ばれる石畳みの急坂は山城の地形をよく表している。(他にも陣屋坂、ふあん坂などあるが、人しか通れないのは七曲坂だけ。)

七曲はこのHPにも何度か登場しているが、私のちょっとした散歩道となっている。その七曲を先日久しぶりに下りてみた。途中まで下りると、何だかいつもと景色が違う。いつもは中程にカミヤツデが林立しているのだが、それが一本もない! ないどころか、その一帯がきれいに整地され、何とハボタンやナノハナが植えられていた。えっ、七曲に花壇を作る気? かなりのショックだ。
七曲のカミヤツデはいつ頃、誰が植えたものか分からないが、年々広がり樹高も高くなっていた。どうやら地下茎で増えていくようだ。夏にはうっそうと繁り見通しが悪くなっていたことは確かだ。恐らくそれで撤去されたのだろう。
しかし、撤去した後はどうするつもりなのだろう? こんなところに花壇を作ってほしくない。植えるなら景観を損なわない木にしてほしい。名前も由来もぴったりの玉縄桜もいい。
カミヤツデ参照

七曲の今は亡きカミヤツデ、とにかくジャンボ!






現在は・・






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