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2006.11.05
海岸植物

最近海に来ることが急に増え、被写体としての魅力を感じているが、その割に海岸植物に出会うことが少なかった。諸々の事情で鎌倉の海岸植物も減っているのだろうな・・と思う。
この時期稲村ヶ崎で目立つのは崖地に咲くイソギクとツワブキだが、浜にも多少花が咲いていた。その中でもイワダレソウがまだ花期のようで、砂浜を這いながらユニークな花をつけていた。ハマヒルガオ、ハマボッスはもうとっくに花期を過ぎているが、わずかに咲き残っていた。ハマボッスの枯れた実は先日の城ヶ崎海岸でも目を引いたが、稲村ヶ崎でもあちこちに点在していた。

その他にもツルナの花、アシタバの花、クコの実、ハマカンゾウの実、造り物のようなラセイタソウの葉など海岸らしい植物が見られた。
特に海岸植物という訳ではないが、ススキ、イヌホオズキは海岸に多いような気がする。イヌホオズキは城ヶ崎海岸近くにやたらたくさん生えていたが、稲村ヶ崎にもあった。図鑑を調べてもイヌホオズキが海岸に多いとはどこにも書いてないのだが・・?
今年は海岸植物の花をほとんど撮れなかったが、来年こそは花期に合せて探しに来たいと思っている。
(写真はいずれも、2006.11.4、稲村ヶ崎海岸にて)

▲稲村ヶ崎海岸/砂が黒く見えるのは鉄分が多いため
▲砂浜に咲くイワダレソウ
▲砂地を這うツルナ
▲わずかに咲き残っていたハマヒルガオ
▲最後の一輪・ハマボッス
▲枯れた実が印象的なハマボッス
▲この実はハマカンゾウかな? 背景の黄色はイソギク
▲イソギク同様崖に咲くツワブキ
▲石垣の割れ目にはラセイタソウが生育している
▲海岸に逞しく生きる植物、来年はもっと花を探しに来よう



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