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2006.10.04
ツマグロヒョウモン

10月になって蝶の数も少なくなってきたが、夏の終リから今頃にかけて目立つのがツマグロヒョウモンだ。この蝶は南方系で10年前には神奈川辺りにはいなかったのだそうだ。ナガサキアゲハ同様、年々分布域が北上しているという。これも温暖化の影響だろうか? ナガサキアゲハやアカボシゴマダラもだが、鎌倉は冬の寒さも大したことないので、これらの蝶には棲みやすいかも知れない。

この蝶、南方系らしく派手な色の花を好むようで、キバナコスモスや黄色系の花で吸蜜する姿をよく見る。自然のフィールドより、園芸種の花に寄ってくるようで、大船フラワーセンターでもよく見かける。
雄は普通のヒョウモンチョウだが、雌は前翅の先端が黒っぽく白いタスキをかけているように見える。食草はスミレなどで、幼虫もなかなか個性的。探してみよう。

▲キバナコスモスが好き/♀/2006.9.24/大船フラワーセンター
▲♀/2006.9.24/大船フラワーセンター
▲♀/2006.10.3/市内民家
▲プランターの花に/♀/2006.10.3/鎌倉中央公園
▲後翅の黒い縁どりが特徴的/♂/2006.9.2/横浜市栄区
▲暖色の花が好き/♂/2005.9.23/大船フラワーセンター



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