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2006.08.03
ゴマダラチョウも来た!

先月22日、中央公園のクヌギの木で今年初めてアカボシゴマダラを見て以来、中央公園に来ると何度かこの木をのぞいているが、必ずコガネムシと何らかの蝶が樹液を吸っている。アカボシゴマダラ、ヒカゲチョウ、サトキマダラヒカゲ、ルリタテハなどが入れ替わり立ち替わりこの木を訪れている。夜はカブトムシも来るのだろうか? まさに樹液酒場だ。
アカボシゴマダラがほとんど常時いるのなら、そのうちゴマダラチョウも来るのではないか?と期待していたところ、昨日の夕方友人のHさんがゴマダラチョウを見たという。それでは!と、早速今日行ってみた。(^^;)

夕方にならないと来ないかも・・と思っていたが、お昼過ぎに行ってみると、いるいる! 一頭だけだったが、コガネムシと一緒に黙々と樹液を吸っていた。ゴマダラチョウを目の前で見るのはこれが初めてだが、アカボシゴマダラよりひとまわり小さい感じだ。側にはアカボシ、ルリタテハ、サトキマダラヒカゲなどもいる。アカボシが近づいても特に喧嘩をする様子はなかったが、いつの間にか離れていたから、やはり同居はしたくないのかな? 翅は広げてくれなかったが、初めての蝶に出会え、暑さの中出かけてきた甲斐があった。

今年の春にエノキの葉で見た幼虫は一応「ゴマダラチョウ」と見ているが、その後アカボシゴマダラの幼虫もこれにそっくりになると聞いた。ゴマダラチョウを全然見かけないので、「もしかしたらあれはアカボシだったのか・・?」という疑念が湧いてきたところだった。中央公園でゴマダラチョウを確認できちょっと嬉しくなった。

クヌギの木で/2006.8.3/鎌倉中央公園

▲午後2時、コガネムシと一緒に黙々と樹液を吸うゴマダラチョウ

▲アカボシが近づいてきても特に気にしていない

▲夕方5時、樹液酒場は賑わっている


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