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2006.03.29
ミツバアケビ

木本・草本を問わず、蔓性植物の逞しさには驚くばかりだが、花は可愛いものが多い。この時期咲く花としては、アケビとサルトリイバラが好きだ。
今日は予報に反して暖かな散策日和。急遽広町緑地に行くことになり、しかも午後は鎌倉中央公園にとダブルヘッダーになってしまった。(^^;)
どちらもサクラは見頃を迎えており、今週末がピークという感じだった。

サクラの話は後日として、今日は広町でも中央公園でもミツバアケビの小さな花がそこここに見られた。アケビやミツバアケビは繁殖力が旺盛なのか、里山ではお馴染みの木だ。色々な木を登り、ちょっと変わった花をつける。
写真のように、付け根の方につく大きめの花は雌花だ。2〜3個つくことが多い。下の方に房になっているのは雄花のかたまりだ。雄花は“その他大勢”というわけ。

▲ミツバアケビ/2006.3.29/鎌倉中央公園
▲♀の方が強そう?/ミツバアケビ/2003.3.29/愛知県渥美郡

中央公園にはアケビも咲いていた。アケビは葉が5枚だが、花のつき方はミツバアケビと同様で、花の大きさはアケビの方が大きい。鎌倉で出会うアケビは白花が多いように思う。
写真↓は3年前の今頃、広町緑地で撮ったアケビの蕾。これも白花かな・・。

▲雄花だけの花序もよく見かける/アケビ/2003.3.26/広町緑地

サクラもいいけど、こんな花を見つけるとちょっと嬉しくなってしまう。


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