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秋の野山や庭でお馴染みの。萩は万葉集に一番よく詠まれている花であることからしても、古来より日本人に愛されてきた花のようだ。ちなみにハギ類は日本以外にも東アジアや北米に自生しているが、外国ではハギを愛でる習慣はないそうだ。

ところで、日常見かけるハギも多種多様で、名前がなかなか分からない。庭で美しく咲いているのは栽培品種が多いのだろうか…。古来より詩歌に詠まれたハギとはいったいどのハギなのだろうか…、などと思いをめぐらせながら萩散歩をしてみよう。
一つ一つを見ると何ということはないマメ科の花だが、咲き乱れた様は壮観だ。しかし、写真には撮りにくい花のような気がする。(ちょっと言い訳 ^^;)

民家の庭先で  2001.9


ツクシハギ?
龍宝寺
2001.9.18
ミヤギノハギ
貞宗寺
2001.9.17
一番長く枝垂れるのはミヤギノハギだ。民家の庭から道路に向かって垂れ下がっているのをよく見かける。逆に長く枝垂れているのは皆ミヤギノハギと思ってしまうが、葉の形や花の色が少し違うのもあったり…。正直よく分からない。


シロバナハギ
宝戒寺 2001.9.25
栽培品種のシロバナハギで、これは一見して分かる。9月、宝戒寺の境内はシロバナハギで埋めつくされる。


ケハギ
フラワーセンター
2001.8.30
ツクシハギ
フラワーセンター
2001.8.30
マルバハギ
フラワーセンター
2001.8.30
ヤマハギ
フラワーセンター
2001.9.23
植物園などでは名前が記されているので、花名が分からない時はありがたい。ただし、ここで区別ができても、他で見た時に分かるかどうかは疑問だ。
ヤマハギがごく普通のハギと言われるが、その普通のハギがあまり見られなくなった。写真のヤマハギはもう盛りを過ぎていてきれいでないが、参考までに載せてみた。9月10日ごろに行けば、もっと色々な種類のハギが撮れたかも知れない。また来年!


キハギ?
円覚寺・松嶺院
2001.9.8
江戸しぼり
円覚寺・松嶺院
2001.9.8
赤南天萩
円覚寺・松嶺院
2001.9.8
円覚寺・松嶺院
2001.9.8


多年草の○○ハギ
ヌスビトハギ
市内広町林地
2001.9.7
ヌスビトハギ
円覚寺・松嶺院
2001.9.8
ナンテンハギ
市内七曲
2001.8.30


 (NN3.0/IE4.0以上)
撮影日: 2001.8.30〜2001.9.25
撮影場所: 龍宝寺、貞宗寺、宝戒寺、大船フラワーセンター、広町緑地、七曲、他
関連ページ:  2000年の萩散策 

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